特定非営利活動法人 日本地域福祉協会 JAWA  
   

特定非営利活動法人 日本地域福祉協会

 

 介護・福祉への思い

  福祉の意味
 「福祉」という言葉を辞書で引きますと「幸福」とか「生活の安定、充足」などと書かれてある場合が多いようです。しかしこの意味は少し的が外れているように感じられるかもしれません。それよりも「保護」とか「施し」とか助けるという意味の方が当てはまると感じられるという人も多いのではないでしょうか?いろいろと一般的に理解されていることは全て間違いではないですが、何かスッキリしないとの感じがするように思います。

 そこでまず、学問的に実践的に福祉の意味について理解していただきたいと考えます。歴史を見ると学問的に「福祉」という用語は「社会福祉」という制度やサービスとして発展してきたと考えられますから、そのような観点から社会福祉をまず理解して福祉の意味を考えたいと思います。

 日本では社会福祉という用語が一般化したのは第二次世界大戦後の1946年に制定された日本国憲法第25条によるといわれています。そこでは、「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国はすべての生活場面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とあります。

 その後1950年の「社会保障制度に関する勧告」などを通じて、社会福祉の対象を経済的困窮者や障害者、児童などの社会福祉の学問的、実践的なとらえ方が今日の一般的な考え方の根本になっています。

 しかし欧米の「福祉国家」や「社会サービス」などの考え方や実践が紹介されるにしたがって、所得、住宅、雇用保険なども広く「社会福祉」あるいは「福祉」の対象として理解されつつ今日にいたっています。